|
横須賀市内の見晴らしのいい高台。
そこに、アーモンドグリーンのシャレた家が建つ。
子供の頃からミニ好きだったという戸村さんは、長年の夢だった「ミニと暮らす家」を'02年に完成させた。
どこか外国の香りがする住宅の1階には、'82年式ミニ1000、'65年式ダウントン・クーパー127S、そして'66年モーリス・クーパーが収まっている。
ガレージの壁にはコレクションのミニのスケールモデルとオイルサインがずらりと並ぶ。そこは、まさに男の夢の世界。
すでに小学生時分からミニが好きだったという戸村さんは、中学生の時に見た「ミニミニ大作戦」で、完全にその魅力の虜になったという。初めて乗ったクルマは、イノチェンティ・ミニ・クーパー1300。
そこから20年間、ミニにかける情熱は冷めることなく、ついに3台の所有者となった。が、同時に将来に渡ってきれいに保存するにはどうする・・・・という悩みもつきまとう事になる。
ある事情で転職を迫られた戸村さんは、その時の退職金を「ミニの家」を建てるために使うことを決意。
建坪の半分以上をミニのスペースに当てるという希望を、近所に住む同じミニ仲間だった建築士の浅葉さんにぶつける。
それは、建築設計上、考えられないトライアルだったという。
しかし、戸村さんと浅葉さんのミニに対する愛情と情熱が、それを現実のものとしたのである。
2階にある戸村さんのお部屋からは、ガレージ内のミニを見ることができる。
常に主人に見守られながら暮らすミニは、陽光の中で心地よさそうにたたずんでいた。
|